1986-05-13 第104回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
特に私は山形県の漁協のイカ釣り漁民の皆さんと一緒にお願いにも行きましたし、私もまた行きましたが、その負債問題、延滞利子がかかるという格好で大変苦労しておりますし、これは山形県だけでなくて、秋田県の北部漁協の場合ですと、漁協の信用事業整備強化対策の事業と相まって、むしろ大型負債漁民切り捨ての方向というようなことも心配されるわけなんです。
特に私は山形県の漁協のイカ釣り漁民の皆さんと一緒にお願いにも行きましたし、私もまた行きましたが、その負債問題、延滞利子がかかるという格好で大変苦労しておりますし、これは山形県だけでなくて、秋田県の北部漁協の場合ですと、漁協の信用事業整備強化対策の事業と相まって、むしろ大型負債漁民切り捨ての方向というようなことも心配されるわけなんです。
○中川(利)委員 時間がないので最後になりますが、現在でも農林中金や県などが指導に入っておりまして、この北部漁協の再建策に取り組んでいるようでありますが、その中の条件として、今水産庁長官がおっしゃいましたように大口負債者の整理が条件になっていると聞いているのです。漁協の組合員である大口負債者はほとんど他の組合員を連帯保証人にしているわけであります。
私は五日前に、ずっと回りまして、最後に秋田県の八森町という日本海に面した町の北部漁協というところを訪ねてまいりました。漁協の幹部や漁業者から、何の話かというと、やはりここでも深刻な負債、借金の話なんですね。この北部漁協の水揚げは昭和五十三年度をピークに減少に転じまして、一昨年の例の大地震、それから昨年の冷水被害、そういうことでどんどん水揚げが低下して、わずか十三億円になっているのです。
順番からいうとあべこべになるかもしれませんが、まず北部漁協に適用されるかどうかという方からお答えいたします。
八森漁協、これは県北部漁協と言うのですが、全船がもう休業状態になって、町全体の経済も非常に困るし、個人も困るし、何ともならない状態になっているのです。こういう状況を御存じだろうと思うのですが、これに対して何か救済の方法がございませんか。
これは全体的な話もさることながら、秋田県の北部漁協の話、具体的に聞いておりますからちょっと御紹介したいと思います。 これは、ここの隻数は三十五隻なんですけれども、五十一年当時の水揚げ額が四億七千八百八万二千七百七十円と。それが五十六年が一億七千七百七十万ということで、何とまあ五十一年次に比べますと三七・二%という実態ですよ、水揚げ金額が下がっているの。
関係漁船はどういうことかと言えば、これは男鹿漁業無線局に入ったものでありまして、明確にはなっておりませんが、秋田県北部漁協五隻、船川港の漁協が一隻というふうなことの連絡を受けているわけですけれども、ついいまし方、水産庁でも恐らくこの事実、連絡があったかと思うのですが、いかがですか。
何をやっても総合的に発展していくようなそういう位置づけこそ大事だし、同時に、時間がないから全部しゃべってしまいますが、私の方の先ほど言った能代の北部漁協では、フィッシュ・スティックというものをつくって、いま学校給食を含めて大変評判がよくて、どんどん発展しているわけですね。これを学校給食以外にやろうじゃないかと、組合長さんなんか張り切っているわけですね。こういうものをどんどん伸ばすべきである。
○中川(利)委員 じゃ、それに関連して、今度地元のイカ釣りの零細漁民の問題でお伺いしたいわけでありますが、主に能代、その北の八森それから岩館、つまり全体として秋田県の北部漁協に所属する漁民の問題であります。 現況を若干申し上げますと、どこでもいま漁民は大変なわけでありますが、この点については、「地元のイカ釣り漁船は、五トン未満の小型船を含めて約四十隻。
また、秋田県の北部漁協から、イカ釣り漁ですけれども、五月一日現在で、県漁連から昨年の実績量でという指示があったというんです。ところが、イカ釣りは昨年御承知のとおり不漁でした。量というものは実績だけでははかれない、どんどんどんどん沖に行く場合もありますので、ぜひこれまた必要な量を確保してほしい、こういう訴えです。 そこで私は、全漁連の皆さんにもお尋ねしました。